店主の酒蔵訪問記
第二回：有限会社 平井商店

今回、見学させていただく蔵元さんは滋賀にある「浅茅生」醸造元、平井商店さんです！
1658年創業の老舗蔵。
「あさじお」の名前は、和歌の一節から命名されたそうです。

京都駅から電車で約30分…
びわ湖浜大津駅へ下車して、アーケード街へ向かいます。駅からは歩いて10分もかからずに到着です！

アーケード街に趣ある入り口が！！
ご挨拶もそこそこに早速、蔵の中を案内して頂きました。

歴史を感じさせる立派な梁です！
まさかこんな建物がアーケード街にあるとは思ってもみませんでした！

お酒を仕込むタンクがずらりと並んであります。

蔵の中はスペースに限りがあるのでいろいろなところに工夫されていました。
例えば、お酒を仕込むタンクですが、一回の天井ギリギリにタンクが配置されています。
これではお米を入れるのに一苦労ですね(^_^;)
そこで、二階の床が開くように設計されていて、この開いたところからお米を投入することができます。

見学した際、夏にもかかわらずタンク一本だけお酒を仕込んでました！
暑いので管理は冷蔵庫の中！元気に発酵していました。
(後日、出来上がったお酒も仕入れさせていただきましたが、自分があの時見たお酒なんだなぁとしみじみ)

お米違いや夏用の日本酒等々、さまざまな種類のお酒を造っている「浅茅生」さん。
旨味を十分に感じる味わいと心地良い酸味がお料理をさらに引き立ててくれます。
個人的には、和食はもちろんですが洋食にも合わせることができる日本酒です。