店主の酒蔵訪問記
第一回：澤田酒造 株式会社

店主のぶらり蔵元訪問！今回、訪問させていただく蔵元さんは…

愛知県にあるセントレア空港のちょうど海の向こう側。 常滑にある「白老」醸造元　澤田酒造さんへ！

セントレア空港から電車で最寄りの常滑駅へ…
そこから車で15分もかからずに蔵に到着！

まず、蔵にお伺いする前に自社で栽培している酒米の田んぼを見学させて頂きます。
その辺り一帯の田んぼで農家さんと契約して酒米を作っているそうです。
当日も風が強かったんですが、この辺りはいつも風が強く吹く地域だそうです。台風が接近したときはヒヤヒヤしますね(汗

蔵に到着して早速、中を案内してもらいます。
上の大きな木樽は、下から蒸気を当てて酒米を蒸す甑。ちなみに、お酒に使う米は食べるときのように炊くのではなく蒸します！
この木樽に独特の結い方で縄で縛ってから使うそうです。

蔵の中ほどにコンコンと湧き出ている地下水。
蔵から離れた場所から地下を通してここまで引いてきているそうです。きちんと水質検査もしてあります。口当たりの柔らかなキレイな味でした。

蔵を案内してくれた副社長の澤田英敏さん。
愛知の酒造好適米「若水」について歴史から詳しく教えていただきました。

歴史ある蔵の建物。所狭しとタンクが並んでいます。梅酒も造られているので、隅には梅酒のタンクもあります。

穏やかな人柄の英敏さん。代表の薫さんともご挨拶させていただきましたが、皆さんホントに心穏やかで優しい方でした。
お酒にも人柄が出ますね。

地元、常滑で古くから愛されてきた「白老」。焼き物の街なので、職人さんが仕事終わりに晩酌していたお酒なので、味わいがやや濃いめ、しっかり目なんですとのこと。その定番の商品と、新しいラインナップのものと偏ることなくバランスよく造られてます。

一口飲むとお料理が欲しくなるお酒です。